1.初夏の顷

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

苍い云が河を流れる此处は仆等の最后の世界
木立に透けて见える初夏の阳差しと甘い忧郁
押し寄せる何もかもまるで夏の雨のように
独り何处かに隐れて生きてゆけたかな

颜を背け何も信じなかった
昨日までのことがまるで梦のように远い

きっと君も仆と同じように
ひとりぼっちの日を步き续けてきたんだろう

行ってしまうよ 仆が泣き出さないように
君の胸の中に强く抱きしめておくれ
行ってしまうよ 仆が泣き出す前に
君の腕の中に强く抱きしめておくれ


2.街角の天使

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

“あなた いつもこんな风に行きずりの恋で游ぶの?”
“违う きみがおれにとって初めての女性さ”
“やさしい嘘ね 泣けるわ”

谁かが いつもきみのことを话してたぜ
悲しい街角には悲しい目をした天使がいる

もう一度爱して 空へ夜空远く 翼ひろげて翔んでおくれ
もう一度爱して 空へ夜空远く 翼ひろげて翔んでおくれ

“恋はいつか消えてゆくわ 教えて何が欲しいの?”
“そうさ きみと同じものさ おれが欲しいものも”
“可爱い人ね 子供みたいに”

谁かが いつもきみのことを话してたぜ
悲しい街角には悲しい目をした天使がいる

もう一度爱して 空へ夜空远く 翼ひろげて翔んでおくれ
もう一度爱して 空へ夜空远く 翼ひろげて翔んでおくれ


3.雨の日のささやき

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

通りには 六月の雨
心もぬかるみの中
黄昏の舖道狭しと
踊るよ“雨に呗えば”

君が欲しい 今すぐおくれ
──いつまた どこで会えるかも わからない
お愿い 应えて この仆 君の
寂しさ 愈してみせるよ

“疲れた”と つぶやいてみた
まんざら嘘でもないし
“好きだよ”と ささやいてみた
なんだか 照れくさいまま

君が欲しい 今すぐおくれ
──いつまた どこで会えるかも わからない
お愿い 应えて この仆 君の
寂しさ 愈してみせるよ


4.あの顷の仆

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

あの顷の仆といえば
两手に溢れるほどの
悲しみをもてあまして
一人朝まで踊ってた

あの顷の仆といえば
锖びついたバイクの上で
すれ违う少女みんなに
一人胜手に恋してた

もう谁も仆の心を
伤つけ引き裂くことはないよ
でも今は感じることも
出来ないあまりに难しくて

あの顷の仆といえば
悲しみの理由など知らず
何もかもに啮みついては
ウォウウォ イェイイェ歌ってた


5.グッド・ナイト・エンジェル

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

何も言わずに ただ身体寄せ合い
束の间の慰めに身をまかせて
闻こえるのは雨音 昙りガラスに映った
ランプの灯りに照らされて

长いレースのような日々の暮しに
疲れつまづき ふっと立ち止まる夜
时はあまりに早く子供のままの仆らを
冷たく置き去り过ぎてゆく

GOOD NIGHT ANGEL 君は君の
GOOD NIGHT ANGEL 仆は仆の
道を步いてく この夜が终る时
二度と会えない そんな气がする

爱に疲れた君 夜をさまよい
梦に疲れた仆のドアを叩いた
たとえ胸の痛みを分かち合えないとしても
互いのぬくもり抱き寄せて

GOOD NIGHT ANGEL 君は君の
GOOD NIGHT ANGEL 仆は仆の
心の隙间を埋め合い别れてゆく
二度と会えない そんな气がする


6.恋に气づいて

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

走り出すバスの窗 追いかけ叩いて
大声で叫んだ 仆のテレフォン・ナンバー
何故 仆等 寂しさを
うちあけられずに别れた?

“ひとりで饮んでもつまんないわ”と
グラス片手に 仆に寄り添う
どうせ游びの恋と 心闭していたまま
朝烧けの停车场で 别れたよ

でも振り向いた あの娘は
悲しげに何か 言いたそうで

走り出すバスの窗 追いかけ叩いて
大声で叫んだ 仆のテレフォン・ナンバー
何故 仆等 寂しさを
うちあけられずに别れた?

“あなた 私と きっと气が合うはずよ
横颜の感じでわかるの”
ホテルの窗ごしに ひろがる蔀会を见おろし
タバコに火をつけ そっと 渡してくれた

でも バスを待つ あの娘は
まるで 小さな女の子みたいで

走り出すバスの窗 追いかけ叩いて
大声で叫んだ 仆のテレフォン・ナンバー
何故 仆等 寂しさを
うちあけられずに别れた?


7.4年目の秋

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

19の时 君 うちを出てから
この都会一人 アパート暮らし
7时に目觉まし时计止めて
コーヒーだけの朝食すませ

“今日は何を着ていこうかしら”
每朝迷う镜の前
でも迷うほどハンガーケースの中
洋服 并んでいるわけじゃない

电车の扉に 押しつけられて
朝日の中を 君は一人…

土曜の夜 テーブルごしに
声かけられる 见知らぬ男に
でも寂しさ 投げ出せるような
少女の顷は もう远い日々

本当の爱见つけるその日まで
夜更けの街で 君は一人…


8.朝からごきげん

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

白いベッドに残る甘いお前の香り
水色の风が窗の花散らすと
秋はもう すぐそこまでなんです
だから发をほどくんだよね

粹な昔の呗 镜に映しながら
亚麻色の瞳 何か言いたそうだな
窗の外は强い阳ざし
阳炎に都会は溶けてしまうよ

もう何も想わずに 何も言わないで
ただそっと见ていたい ただそれだけさ

谁かが塀の向こうで いかれた歌 うたうよ
“おれ达で终りの世代さ あきらめるな!”
稳やかな黄昏が舞い降りて
夕立 仆は待っている


9.さよならにくちづけ

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

さよなら 青春の日
Kiss & Good-bye 今も目を闭じれば
あの顷のまま

ノート片手に教室出てゆく
君に声をかけた土曜の昼下り
コーヒー饮めない程 君を笑わせた仆
夕暮れの街を 送る归り道
君に恋したことに气づいたよ

さよなら また明日
Kiss & Good-bye 君は颊染めて
驱け出してゆく…

君の白い胸がふるえる
仆のベッド 灯りを消した夜

ドラムたたける仕事见つけたんだ
二度とキャンパスに戻らないつもり
このまま ここに居たら サビついてしまいそうで
しばらく会えない 旅に出るから
でもそれが君との别れだった

最后の 口づけ
Kiss & Good-bye 君は泪こらえ
驱け出してゆく…

さよなら 青春の日
Kiss & Good-bye 今も目を闭じれば
あの顷のまま


10.ミス・ロンリー・ハート

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

ステージ降りて来た时に
君は乐屋のドアにもたれて
冷えたビール仆に渡して
“よかったわ”と微笑んだ

ステージ后の寂しさ
吹き飞ばそうと町へ出かけた
阳气なバンド仲间达と
车に乘り迂んで

どこから来たの? ミス・ロンリー・ハート
こんな夜は傍に居て欲しい

优しい男达が君の耳もとで嗫く
恋のかけひき苦手な仆は
ただ远くで见てただけ

束ねた发をほどいて
グラスかたむける君を见てると
めまいする程 せつなくなる
寂しさのせいかな

どこから来たの? ミス・ロンリー・ハート
こんな夜は傍に居て欲しい

でもいつの间にか君
他の谁かの腕の中で踊り续ける
そしていつしかどこかへ消えていった


11.行かないで

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

明け方の舖道に膝を抱えて座り
失した君の面影たどって ノートに描く
四年の月日で 二人が见つけたものは
别れの他に 答えを出せない 途切れた心

行かないで 行かないで
もう一度 この手に

でも 君 忘れないで 仆达 出来るかぎり
素直に生きてきたこと ああ いつまでも
别れは仕方ないけど この爱 信じ续けて
さよなら爱した人よ

君のスーツ・ケースを抱えてホームで仆は
眩しい程の仕草の すべてを 心に刻んだ
ひるがえる发と 泪こらえた横颜
明日になれば また笑颜で君 会えそうな气がした


12.梦にいざなえ

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

いつでも风の中に君 见つけて微笑む
そんな时过ぎた日々にやさしく灯がともる
ひとりもそんなに辛くない 小さな呟き
町はずれ河のほとりで水切り游び 思い出を投げ
ひとつひとつの季节に今さようならを

この街 何故か寂しげな人波流れる
绿なす草むらは今 アスファルトの下に眠る
いつの日にか また梦にいざなえ
梦にさよならを